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小林ダイヤのテスト加工方法

技術コラム | 2020.07.07

小林ダイヤには年季の入った立てフライス盤があります。

主に、お客様からの要望に沿った切削工具を製作するためのテスト加工に使用しています。
実際にお客様が使用されている切削機械の1刃当たりの送り量(fz)に合わせる為、主軸回転数、テーブル送り量などを調整し、適切な条件のもとにテスト加工を行い、切削工具を作り込んでいきます。

小林ダイヤで毎年行われる新型刃物コンテスト(通称 ハモコン)で生み出された新しい刃物もこの立てフライス盤を使用し、切屑の付着確認・排出改善や被削材の断面確認等のテスト加工を行っています。

製造1981年、従業員よりも『大先輩』な立てフライス盤ですが、まだまだ現役で活躍中です。
これからも大切に使用していきますが、高性能なマシニングセンタがそろそろ欲しいな。とも感じています。

《豆知識》

1刃当たりの送り量(fz)の計算式

F×1000
Fz= ——————(mm/刃)
N×Z

Fz:1当たりの送り量
F :送り速度(m/min)
N :鋸刃の回転数(min-1)
Z :刃数

 
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